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メタボリックシンドロームの診断基準

現代は“飽食”の時代と言われていますが、これはいわゆる先進国社会のことです。
世界では7人に1人、発展途上国では5人に1人が、飢餓状態にあります。

飢餓や栄養失調で苦しんでいる人達がいる一方で、“飽食”の社会に暮らす人達は
メタボリックシンドロームによる様々な疾患のリスクを負うようになっています。

メタボリックシンドロームとは?
内臓脂肪肥満を背景にして、複数の生活習慣病が合併している状態を
メタボリックシンドローム(内臓肥満症候群)と言います。

対策の第一歩は肥満の予防であり、次に体脂肪の燃焼です。
メタボリックシンドロームかどうかは肥満、中性脂肪の増加、高血圧などで決まります。
それぞれの数値は悪くないとしても、いくつかの要因が重なると心筋梗塞などのリスクが上がるという考え方です。
このメタボリックシンドロームの本体を作り出しているのが“内臓脂肪”なのです。

メタボリックシンドロームの診断基準
(1)腹囲→男性85センチ以上。女性90センチ以上。
  (内臓脂肪の面積 男女とも100平方センチ以上)
(2)脂質異常→中性脂肪が1デシリットルあたり150ミリグラム以上、あるいは
  HDLコレステロールが1デシリットルあたり40ミリグラム未満。
(3)血圧→最低85〜最高130以上。
(4)空腹時血糖値→1デシリットルあたり110ミリグラム以上。

内臓脂肪を減らすには、食事と運動の二つが基本になります。


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